初期型VAIO type Z (VGN-Z90S/Z70S)にWindows 7をインストールする

VAIO type Zの初期型は、当初はWindows 7をインストールするための情報がソニーから提供されず、欧米のサポートサイトに頼らざるをえなかったのだが、最近ソニーからアップグレードユーティリティーが提供されるとともに、VAIO用のドライバやユーティリティがすべて公開された

ソニーの推奨する方法以外でWindows 7をインストールする場合には、公開されたパッケージから適切なものを選んでインストールする必要がある。アップグレードユーティリティーでインストールされるパッケージの一覧が、このブログの最後にあるので参考にするとよい。

NVIDIAのグラフィックドライバをインストールする前に、必ずBIOSのバージョンをR2170M3かR2171M3にすること。日本のサイトに用意されているのはR2170M3だが、インストール後のVAIOアップデートでR2171M3に更新されるので、先にアメリカのサポートサイトからR2171M3をダウンロードしてインストールしてもよい。このサイトのファイルは実行するとエラーになるので、いったんUniversal Extractorで展開する必要がある。

日本のサイトで公開されているのはWindows 7への更新に必要なものだけなので、クリーンインストールの際にはプレインストールされたVistaのドライバが必要になる。32bitならプレインストールされたVistaのC:\Windows\Driversの下を保存しておいて利用する。64bitならアンオフィシャルのVista 64bitドライバから必要なものをダウンロードする。

クリーンインストールした場合には、プレインストールアプリケーションをこのブログにある方法で取り出してインストールする。mod2winでマウントしたイメージは、別のディレクトリにコピーしないとインストールできないので注意すること。Roxio Easy Media CreatorのアップデータはRoxioから提供されている。Click to Disk EditorとWinDVDのアップデータはアメリカのサポートサイトにある。