KancolleSnifferの疲労タイマー

KancolleSnifferには艦娘が疲労回復するまでの時間を示す疲労タイマーが備わっている。

艦娘は出撃を繰り返すと疲労していく。Flashのクライアントでは、赤かオレンジの疲労アイコンの表示と、もし持っていれば間宮の点灯で艦娘の疲労の度合いを判断できる。疲労は内部では0〜49のコンディション値で管理されていて、KancolleSnifferはこのコンディション値を表示できる。

コンディション値が19以下の艦娘には赤、29以下はオレンジの疲労アイコンがつく。艦隊のメンバーのコンディション値の最低が39以下の場合は間宮が点灯する。艦娘の疲労は入渠や間宮の使用で40まで回復する。3分毎に+3の経時回復もあり、その上限は49である。

演習で勝ったり戦闘でMVPを取ったりするとコンディション値が増える。その場合は49を超えることがあり、艦娘がキラキラ状態になる。コンディション値は最大100まで上げられる。キラキラ状態だと艦娘の回避や命中が向上し、オレンジや赤の疲労アイコンがついている状態では低下する。

間宮点灯中に艦隊を出撃させると、コンディション値の低い艦娘は道中でMVPを取らない限りオレンジの疲労アイコンがつく。まれに赤の疲労アイコンがつくこともある。そのため、間宮消灯まで待って出撃する提督がかなりいる。疲労タイマーはそういう提督のために実装した。

このタイマーには最大3分の誤差がある。3分毎に+3の経時回復はサーバー側で行われるので、次の+3がいつ来るかクライアントにはわからないからだ。この誤差をなるべく小さくするために、KancolleSnifferはなるべくタイマーを再設定しない。

たとえば、コンディション値34に対して間宮消灯(40)までのタイマーを6分に設定したとする。その4分後にサーバーからコンディション値37が来ても、タイマーを3分には再設定しない。次の+3までの残り時間は絶対に2分以下だからだ。

艦隊の艦娘を入れ替えているときにも、KancolleSnifferは疲労タイマーを再設定しない。艦娘の入れ替え中はサーバーから新しいコンディション値を受け取れない。受け取れるのは入れ替え後に母港に戻ったときだが、その値次第では疲労タイマーの再設定が必要ないことがあるからだ。

つまり、艦娘を入れ替えているときに疲労タイマーが放置されているのはバグではない。まぎらわしいので何か対策した方がいいかもしれないが、僕は疲労タイマーを使ってないので、これ以上手を入れる気になれない。

僕は間宮点灯を気にせず艦隊を出撃させて、艦娘がオレンジ疲労になったら別の艦娘と交代させる。交代要員がいなくなれば、必要な艦隊編成が違うマップに出撃するかプレイをしばらく中断する。だから疲労タイマーはいらない。よろこぶ人が多そうだから実装してみただけなんだ。