Windows 7以降の時刻同期を正確にする

Windows 7以降の時刻同期を正確にするには、タスクスケジューラーから一週間に一度起動されるWindows Timeサービスを常時起動に変更するなどの設定が必要になる。Windows7での時刻合わせという記事が、一連の設定を簡潔に説明しているので参考にするとよい。

あとは細かいパラメータの調節で、その記事ではUpdateIntervalを600に設定すると書かれているが、この数値はslewモードの更新間隔なのでもっと縮めてもいい。slewモード調整速度を表すPhaseCorrectRateは、デフォルトの1より大きくしてもいい。ドメインコントローラーの場合の既定値がそれぞれ100と7なので、それを採用するといいだろう。

ちなみにslewモードとstepモードの判断基準となるMaxAllowedPhaseOffsetの既定値は1で、1秒より誤差が大きくなるとstepモードに入ってしまうが、デスクトップPCならそれで構わないと思う。slewモードとstepモードの判断基準については、Windows Time サービス – Slew モードと Step モード –を参考にするとよい。