パナコランがコリコランとして復活

Panasonicが売っていたパナコランという肩こり治療器を30年前から愛用している。ディスコンになってからも、充電器以外は交換部品として入手できたので、これまで使い続けてこられた。しかし、いつまでも手に入るとは思えず、どうなるか心配だった。

今日、まとめ買いしてあった装着用の粘着テープを使い切ったので、購入しようと「パナコラン」でググったら「コリコラン」という商品が出てきた。パナコランの後継品がいつの間にか発売されていたのだ。これで一安心。

 なぜこれを愛用しているのかというと、僕は首筋がこるのだけど、せまい個所のこりを効果的にほぐしてくれる製品がほかになかったからだ。

これを首筋の固くなったところに付けると、ほのかに温かくなって気付いたらこりがほぐれている。夏場は汗がにじむくらい温かい。低周波治療器と違って刺激はないので、長時間付けっぱなしにできるし、付けている間はこりが戻ってくることもない。

この製品は一つ欠点がある。それは本体を患部に粘着テープで張り付けなければならないことだ。衣服にクリップで止めることもできるが、患部に密着させるのに比べると明らかに効果が下がる。

粘着テープを貼り付ければ当然違和感はある。粘着テープは医療用機器の規格に準拠したかぶれにくいものだし、私もかぶれたことはないけど、肌の弱い人には問題が生じる懸念はある。

これはパナコラン用の粘着テープでの経験だが、粘着力があまり強くなくて、ぽろっとはがれてしまうことがある。ネットのレビューを見る限りコリコランも大差ないようだ。長時間付けっぱなしにできるからといって、付けたままうろうろしていると、落ちたことに気付かず紛失する危険がある。

このように装着方法に問題はあるけれども、こりをほぐす力は確かだし、ほかの治療器具とは違う効き方をする製品なので、ほかの治療器具で満足できなかった人は試してみるといいと思う。

 

2019年3月26日追記

最近はパナコラン用ではなくコリコラン用の粘着テープを使っている。コリコラン用には粘着力強めのテープもあるが、今は普通のを使っている。それでも粘着力はパナコラン用よりかなり強い。さらに、テープの厚みがパナコラン用よりもずっと薄く、治療器と患部がより密着するため効果をより高く感じる。粘着テープが理由で強くはお勧めしなかったコリコランだが、これならもっと推奨度を上げてもいい。