VMのWindowsのWindows Updateが失敗する

VMで飼っているWindows 7Windows Updateが、なぜか

現在サービスが実行されていないため、Windows Update で更新プログラムを確認できません。このコンピューターの再起動が必要な可能性があります。

と言われて動かなくなってしまった。
しかし、管理ツールのサービスで確認してみると、Windows Updateサービスは動いていることになっている。ググってみたら、こういうときは時計を合わせると直るという情報があったが、時計は正しい時刻を指している。

Windows UpdateサービスのログC:\Windows\WindowsUpdate.logを見てみると、以下のエラーが3回出て初期化に失敗していた。

2012-05-27 11:34:04:123 856 a4c DtaStor FATAL: Service 7971F918-A847-4430-9279-4A52D1EFE18D requested, but it is expired
2012-05-27 11:34:04:123 856 a4c Agent WARNING: Failed to get deployment data from data store, error 80248015

このログを手がかりにググったところ、IPアドレスが重複している可能性があるという情報が見つかった。しかし、それはありえない。

いろいろ悩んだあげく、もう一度よく時計の設定を見直してみたらタイムゾーンがソウルだった(T_T) VMware ToolsでホストとVMの時計を同期させていると、タイムゾーンに関係なく同じ時刻に合うらしい。時刻だけ見れば合っているので気付かなかった。

タイムゾーンを日本に直してWindows Updateサービスを再起動したところ、やはり同じエラーになった。そこで、一度Windows Updateの設定を更新プログラムを確認しないに設定して、Windows Updateサービスを再起動したらエラーが出なくなった。それから、手動でWindows Updateを実行したら正しく実行されるようになった。

今回は、VMware上のWindowsで、VMware Toolsで時刻同期していて、かつタイムゾーンが狂っているという悪条件が重なって解決に手間取ってしまった。Windows Updateでサービスが起動していないと言われたら、まず時計を疑おう。