Amazon.comのKindle Storeの本が値上げされた

昨日日本のKindleストアがオープンしてから、Amazon.comのKindle Storeの本が異様に高くなっていることに気が付いた。以前Effective C++を$23.99で購入したのだが、昨日見たら$40になっていた。紙の本が$34.69なので紙より高いことになる。
日本のKindleストアのEffective C++の価格は3172円だ。$40を79.3円/ドルで計算するとこの価格になる。Amazon.comにアカウントを持っている人はKindle StoreとKindleストアの価格を比較して、これならKindleストアで買っても大丈夫と思ったかもしれない。しかしそれは間違いで、日本の住所で利用している人のKindle Storeの価格は、Kindleストアに合わせて値上げされているのだ。

元のKindle Storeの価格に戻すには、Amazon.comのManage Your KindleでCoutry SettingsをUnited Statesにすればいい。アメリカの住所が必要だが、適当にホテルを選んでそこの住所にしておけばいいだろう。僕は試していないのでわからないが、Amazon.co.jpとAmazon.comのアカウントを統合してしまった人はこの手が使えないと聞いた。洋書を安く買うためにKindleを利用してきた人は、アカウントは統合しないほうがいいようだ。

2012/10/28 追記

Kindleに設定している国が住んでいるところと違う可能性があるので、政府が発行した身分証明書かパスポートか90日以内に届いたUtility Bill (電気水道ガス等の請求書)の写しをFAXしろとAmazon.comからメールが来た。US価格で買えるか昨日試したので、USに設定した人全員ではなく実際に買った人にだけメールが送られた可能性が高い。残念ながらCountry SettingsをUSに変更するチートは通用しない。