Bitcasaのクライアントが大幅に変わった

昨日の記事を書いたあとに、クライアントのバージョンが新しくなっていることを知ってインストールしてみたら、ほとんど別物になっていた。
以前はクライアントのウィンドウにフォルダーをドロップすると、Infinite, Sync, Backupの3種類からサービスを選べて、ドロップしたフォルダーがその対象になった。今回のクライアントにはウィンドウがない。Bitcasa Infinite Driveという名のドライブが一つできて、サービスの対象となっているフォルダーは、すべてその下にぶら下がる。

Bitcasaドライブが従来のInfiniteフォルダーと同じく容量無限のドライブとして見える。Bitcasaドライブにフォルダやファイルをドラッグアンドドロップすると、サーバーにアップロードされる。設定したキャッシュの分だけローカルにファイルが残るのは従来通りだ。

従来のBackupはMirrorという名前に変わった。Mirrored Foldersの下にBitcasaをインストールしたデバイス名があり、その下にバックアップされたフォルダが並ぶ。エクスプローラーでフォルダーを右クリックして表示されるコンテキストメニューで、ミラーするフォルダーを選択できる。同じメニューでミラーから外すこともできる。

従来のクライアントのウィンドウでで行っていた操作が、Bitcasaドライブとエクスプローラーのコンテキストメニューで行えるようになった。残念ながらSyncの機能は消滅した。複数のPCでファイルを共有して編集する場合には、Bitcasaドライブにファイルを置いて共有する必要がある。ミラーしたフォルダーは、ほかのデバイスからは読み込み専用になるので、複数のPCからフォルダーにあるファイルを編集することはできない。